肌荒れ悪化の原因はスキンケアの順番?ズボラ男が教える正しい化粧水の使い方

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「男もスキンケアの時代」に踊らされた私

こんにちは、清水潔です。

30代になり、ふと鏡を見たときに自分の顔の「疲れ具合」にギョッとしたことはありませんか?私はありました。目の下のクマ、カサカサの頬、そして鼻の頭だけなぜかテカっているという、アンバランス極まりない状態。

「これはマズい。男もスキンケアをする時代だ!」と一念発起した私は、ドラッグストアに駆け込みました。しかし、ズラリと並ぶ化粧品の前に立ち尽くしました。「化粧水」「乳液」「美容液」「導入液」……種類が多すぎる。

自己肯定感が低く、店員さんに「私に合うスキンケアを教えてください」と聞く勇気もない私は、一番目立つ場所にあった「メンズ用オールインワン化粧水(メントール配合でスースーするやつ)」を1本だけ買って帰りました。

「とりあえずこれをバシャバシャ塗っておけば、俺も清潔感のある男になれるはずだ!」

そう信じて疑いませんでした。

「とりあえず化粧水」の悲劇

その日から、お風呂上がりにその化粧水を顔に叩き込む日々が始まりました。メントールの爽快感が「効いてる!」という錯覚を起こさせ、私は満足していました。

しかし、1週間後。私の顔は清潔感を手に入れるどころか、かつてないほどの肌荒れに見舞われました。

頬は粉を吹き、口の周りはヒリヒリと赤くなり、鼻のテカリはさらに悪化。会社で「清水さん、顔赤いけど熱ある?」と心配される始末。良かれと思って始めたスキンケアで、逆に不潔な印象を与えてしまったのです。

「なぜだ!?毎日ちゃんと化粧水を塗っているのに!」

パニックになった私は、ついに重い腰を上げ、美容に詳しい女性の友人に泣きつきました。私の顔を見た彼女は、呆れたようにこう言いました。

「あんた、化粧水だけ塗ってフタしてないでしょ。それ、水分が蒸発して余計に乾燥する最悪のパターンだよ」

ズボラ男が知らなかった「スキンケアの絶対ルール」

彼女の言葉で、私は自分の致命的な間違いに気づきました。

私は「化粧水=肌を潤す魔法の水」だと思っていました。しかし、化粧水はあくまで「水分を与える」だけのもの。そのまま放置すれば、肌の水分と一緒に蒸発してしまい、塗る前よりも乾燥してしまうのです。これを防ぐためには、油分を含んだ「乳液」や「クリーム」で「フタ」をする必要がありました。

さらに、私が選んだ「メントール配合のメンズ用化粧水」は、アルコール成分が多く含まれており、乾燥肌の私には刺激が強すぎたのです。

「とりあえず化粧水」は、スキンケアの罠でした。

おっちょこちょいでも続く、正しい3ステップ

この失敗を経て、私はスキンケアの基本を学び直しました。ズボラで面倒くさがりの私でも、今では毎日欠かさず続けられている「正しい3ステップ」をご紹介します。

ステップ1:洗顔(ゴシゴシ洗いは絶対NG)

以前の私は、洗顔料を顔に直接塗りたくり、親の仇のようにゴシゴシと洗っていました。しかし、これは肌を傷つける最悪の行為です。

今は、100円ショップで買った「泡立てネット」を使い、洗顔料をモコモコの泡にしてから、「手と顔の肌が直接触れないように、泡を転がすだけ」で洗っています。これだけで、洗顔後のツッパリ感が劇的に減りました。

ステップ2:化粧水(優しく押し込む)

メントール入りの刺激の強いものは捨て、敏感肌用の無香料の化粧水に変えました。バシャバシャと叩き込むのではなく、手のひらに広げて、顔全体を包み込むように優しく押し込みます(ハンドプレスと言います)。

「肌に水分が浸透していく…」と念じながらやると、少しだけ自己肯定感が上がる気がします。

ステップ3:乳液(これが一番重要!)

そして、かつての私がサボっていた「フタ」の役割です。化粧水が乾く前に、10円玉大の乳液を手に取り、顔全体に薄く伸ばします。特に乾燥しやすい頬や口周りは念入りに。

最初は「顔がベタベタして気持ち悪い」と思いましたが、数日続けると、翌朝の肌のモチモチ感に感動しました。鼻のテカリも、実は乾燥から肌を守るために過剰に皮脂が出ていたことが原因だったようで、乳液を塗るようになってから逆にテカらなくなりました。

スキンケアは「自分を大切にする時間」

この3ステップを始めてから数ヶ月。劇的にイケメンになったわけではありませんが、少なくとも「疲れたおじさん」感は薄れ、肌荒れに悩むことはなくなりました。

スキンケアは、単に肌を綺麗にするだけでなく、「1日5分、自分のために時間を使う」という行為そのものが、低い自己肯定感を少しだけ引き上げてくれる効果があると感じています。

過去の私のように「とりあえず化粧水だけ塗っておけばいいや」と思っている方がいたら、今日からぜひ「乳液でフタをする」ことだけは忘れないでください。それだけで、明日の朝の鏡を見るのが少し楽しみになりますよ。

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